「熊本電力株式会社との契約の地位移転」に関する補足説明②

平素は「熊本電力」をご愛顧いただき厚く御礼を申し上げます。

令和3年2月2日、3日にお客様へご案内させていただきました、「契約上の地位移転のお知らせ」に関して、お手続きのご案内に至るまでの経緯について追加で捕捉の説明をさせていただきます。


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熊本電力株式会社(本店:熊本県熊本市中央区水前寺。以下、「旧熊本電力」といいます。)は、事業者Aからの借入(100百万円、実質年率170%)に対し、その担保として既にフラワーペイメント株式会社(以下、「当社」といいます。)へ担保設定している債権(旧熊本電力が保有するお客様(以下、「需要家」といいます。)向け電気小売契約に基づく売掛債権。以下、「対象債権」といいます。)を、事業者Aへ二重譲渡したことが発覚しました。

当社と旧熊本電力との集合債権譲渡担保契約の定めには、対象債権の二重譲渡を禁止していることから、当該行為は契約違反にあたり、また当社が、旧熊本電力と締結している契約の中には、旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的に、一定の要件を満たす場合に、旧熊本電力と需要家との電気需給約款に基づく電気小売契約における旧熊本電力の契約上の地位を当社へ移転(以下「地位移転」という。) する契約があり、当該時点で、同契約要件を満たしている状況でした。

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当社代表と旧熊本電力の代表取締役である竹元一真氏(以下、「竹元氏」といいます。)にて話合い、熊本電力の資金繰り及び小売電気事業の継続が困難となる危機的状況であることを確認し、またこれを解消することを目的に、資本業務提携の検討を開始いたしました。

2020年10月29日~30日

当社は、旧熊本電力本社(熊本市中央区)の現地にて当社監査法人の同席のもと、事業調査を実施しました。

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調査結果等に鑑み、当社および竹元氏は、当社顧問弁護士及び監査法人を交え、以下の現状確認を実施いたしました。

  1. 旧熊本電力と当社の契約関係は、電力卸契約を基本とした契約であること
  2. 現在、対象債権を第三者へ二重譲渡している状況は、契約違反の状況であること
  3. 旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的とし、地位移転ができる状況であること
  4. 当社としては、当社、旧熊本電力及び需要家の方のメリットを図ることを目的に、地位移転による方法ではなく、資本業務提携の枠組みで問題を解決していきたいと考えており、竹元氏も同じ考えであること

そこで当社は、2020年11月~12月にかけて、旧熊本電力の法務、税務並びに人事労務面に係る調査を実施しました。

2020年12月30日

当社、旧熊本電力、竹元氏との間で資本業務提携契約を締結し、同契約に基づき、組織再編等を実行することを相互に確認しました。

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当社が旧熊本電力の登記情報を確認したところ、2021年1月8日付にて、竹元氏が退任(竹元氏は、取締役として残る)し、新たな代表取締役の就任並びに新たな役員が登記簿上就任している事態が発覚いたしました。

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当社は、事実を調査するために、竹元氏、当社、当社顧問弁護士の三者にて、2021年1月21日に発覚した上記事態を架電にて確認をしました。

この時、竹元氏より当社は、上記登記がなされている事態を把握しておらず、旧熊本電力の代表取締役は、自身のままであり、登記を勝手に変更されてしまった旨の説明を受けております。

また、竹元氏より当社に対し、以下の説明がありました。

  1. 事業者B等より借入(70百万円、実質年率120%)を2018年10月以降行い、2020年10月から返済していない。当該借入に対し、旧熊本電力の株式を担保提供してしまった。(当社との契約違反事由)
  2. 当該借入金が未払いの状態であることから、株式担保を実行され、当該手続きがなされてしまったと竹元氏は推測している。
  3. その後、竹元氏の知らない間に、旧熊本電力の代表印も変更されている事実が発覚しました。

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竹元氏、当社、当社顧問弁護士、当社顧問司法書士にて打合せを実施しました。

事態の緊急性重大性に鑑み、竹元氏より、当社に対し、資本業務提携契約に基づく組織再編等を実行することは事実上困難であり、旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的とし、旧熊本電力と需要家との電気需給約款に基づく電気小売契約における旧熊本電力の地位を当社へ移転する手続きの申し入れが、竹元氏より当社に対しなされ、当社はこれを受け入れ合意しました。

移転先は、当社子会社であるオンブレナジー株式会社(小売事業者登録番号:A0549)とし、「オンブレナジー株式会社」から「熊本電力株式会社」への商号変更及び10日以内の地位移転手続きを行うことで合意し、また、竹元氏より、これ以上債務を増やしたくないことから、当社に対して、電力卸供給、託送料金の支払いサービスの停止の申し入れがなされ、当社はこれを受け入れ合意しました。

同日1月28日21:52頃、旧熊本電力より当社に対し、オンラインデータ共有サービスを通じて当該手続きに必要な需要家情報が提供されました。

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オンブレナジー株式会社を熊本電力株式会社(以下、「新熊本電力といいます。」)へ商号変更を行いました。

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当社から旧熊本電力に対し契約の地位移転の通知をいたしました。

202122日(夜)~3日(昼)

当社は、旧熊本電力から共有を受けた需要家情報を元に、需要家へ向けて、地位移転のお知らせのメールを配信しました。

202124

当社は、需要家へ向けて、地位移転に係る補足説明のメールを配信しました。


新熊本電力と皆さまとの電気需給約款に基づく電気小売契約は、従前、皆さまが締結されていた旧熊本電力との契約と同じ内容となります。小売契約の解約に関しましても、電気需給約款記載の通り、別途違約金をいただくことはございません。前述の経過等もご考慮いただき、契約の地位移転につきご理解ご承諾をお願いいたします。

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